2023年6月30日(金)から翌7月1日(土)にかけて,ホテルチューリッヒ東方2001へ宿泊しました。
「何か面白いホテルはないかなー」と探していたところ,広島を代表する銘菓 からす麦クッキーなどで有名な洋菓子店”モーツアルト”が運営するホテルを発見。
さっそく泊まりに伺いました。
泊まった感想は,すこし昔の宿泊所!
俗にいう安宿・古めの宿に理解のある方で「寝るのがメインであればこれでも十分」
といったホテルでした。
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宿泊日:2023年6月30日(日)
部屋タイプ:和室6畳
価格:7,500円 ※宿泊時価格,全国旅行支援割適用前
チェックイン15:00/チェックアウト10:00
本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください。
概要
ホテルチューリッヒ東方2001
ホテルチューリッヒ東方2001は,からす麦クッキーなどで有名な「バッケン・モーツアルト」を展開する株式会社モーツアルトが運営するホテルです。
もともとは近くで「ホテルチューリッヒ」として営業しており,2006年に現在の場所へ移転しました。
現在はわりと大きな建物で運営されていますが,客室は5・6階に23室のみ。
2から4階は宴会場・会議室などとなっていて,地元団体の会合などによく使われているようです。
「東方2001」という個性的な名前を冠していますが,これはもともとこの建物が「広島教育会館 東方2001」という施設であったことに由来していると思われます。
建物自体は1978年落成ということだけあり,内部はそれなりに年季が入っている印象を受けました。[1]
アクセス・周辺環境
広島駅北口から徒歩6分程度。駐車場は有料・先着順です。
広島駅北口方面は旅行ではあまり訪れない場所ですが,十分な街が形成されており,宿泊エリアとしては不便ではありません。
コンビニ(ホテルから徒歩1分)・スーパー(徒歩4分)もあり,飲食店や居酒屋などもそれなりにあります。
お部屋
今回宿泊したお部屋は6畳の和室。風呂・トイレなし(=共同)の一番簡素なお部屋です。
昔の宿泊施設だよなーという感じで特筆する点はありません。
清潔さは,わたしがみた範囲では,見えにくいところで頑張って欲しい点がいくつかありましたが,一夜泊まるだけであれば問題ない程度という印象です。
お部屋には緑茶が準備されていました。
お菓子はチェックインの際に「お菓子屋もやってるんでどうぞ」と言われていただきました。「そっちのが有名すよねー」と言いたくなるのを抑えてありがたく頂戴しました 笑
洗面台は玄関部分にあります。歯ブラシ・ヘアブラシ・ひげそり(2枚刃)・石鹸がついていました。
浴場
場所:6F
時間:16:00-24:00
浴場は6Fに男女別で設置されています。
男湯は,洗い場は4つ(ただし,配置的に実質3つ),浴槽は2人でいっぱいくらいのサイズです。
一見小さめですが全23室という小規模ホテルでバス付きの部屋もあることを考えると,必要十分なのかもしれません。私は夜10時頃に伺いましたが,貸切状態でした。
ただし,15-30人の大部屋もあるようで,そのようなお客さんも含めて満室の場合などは混雑することもあるかもしれません。
館内設備・サービス
次のようなものがあるようでした。
- レストラン
- 菓子店
- コインランドリー(利用時はフロントへ声かけ)
自販機はありませんが,フロントにて飲み物を販売しています。また,館外ですが,徒歩1分ほどのところにコンビニもありますのでそちらを利用しても良いでしょう。
ただし,深夜・早朝の買い出しなどには注意です。ホテルが施錠されるため,出入りにはスタッフへ連絡する必要があるようです。
食事
夕食
会場:1Fレストラン
時間:17:00-21:30
内容:宿泊プランによる(今回はタイ料理プラン)
今回はタイ料理プランで宿泊しました。
なぜタイ料理を出しているのか確かなところはわかりませんが,実はモーツアルトは八丁堀付近でも以前からタイ料理レストラン「サワティレモングラス」を運営されています。
こちらのホテルでも同レストラン名でタイ料理を出しているようです。
さて,話はもどり夕食をいただきます。
はじめにドリンクオーダー。今回のプランはワンドリンクが付いていました。
お食事のはじめはタイ風卵焼きとサラダ。卵焼きの油感やチリソースがワンドリンクで頼んだビールとよく合います。
いただいてしばらくすると,ガパオ,グリーンカレー,トムヤムクン。
本格的なエスニックさを出しながらも日本人の口にもあうお料理でした。
缶詰と比較するのはアレですが,いなばのグリーンカレーより全然食べやすい。
さいごにデザートがあったのですが諸事情あって食べられず;;
ホテルの方曰く「お店(モーツアルト)で出しているもの」とのことでした。
楽天の口コミを見るとチーズケーキが出たというものもありますが,グルメサイトのレビューを確認をするとデザートは皆さん異なるものが出ているようなので,その時のお楽しみなのかもしれません。
朝食
会場:1Fレストラン
時間:7:00-8:30
内容:軽朝食
朝食は軽朝食がついたプランでした。
朝食営業は7:00-8:30でチェックイン時に時間を指定する必要がありました。
内容は,
ゆで卵,ほうれん草胡麻和え,焼き魚,ガパオ,梅干し,のり,ごはん,味噌汁。
軽朝食とありますが,一人暮らしのズボラ人からすると,よき家庭の朝食といった感じでカラダに沁みます。普段の食生活から考えるとよっぽどきちんとした朝食で美味しくいただきました。
個人的には,前日にも食べたガパオがあるのがこれぞ朝食!という感じで面白かったです。
さいごに,セルフサービスでコーヒーも1杯いただけるということだったのでいただきました。
感想:昔ながらのビジホ
まさに昔ながらのビジネスホテルといったお宿です。
宿に特別さを求める方にはお勧めしませんが「安価に寝られれば良い」という方にとっては一考の価値はあるでしょう。
近隣のホテルなどとも合わせてぜひご検討ください。
口コミの確認や予約は以下のサイトより!
出典
[1]広島県教職員組合, 広教組70年のあゆみ, http://www.hirokyouso.jp/siryou/history.pdf (2023.7.6閲覧)