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興味深げなホテル「ザ ノット 広島(The Knot Hiroshima)」【宿泊記】

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2022年7月16日(土)から17日(日)にかけて「ザ ノット 広島(The Knot Hiroshima)」へ宿泊しました。

KNOT(結び目)という名前のとおり,広島ローカルのさまざまな営みが交わる興味深い場所でした。
「普通のビジホじゃ物足りない!ちょっとおもしろいオシャレなホテルに泊まりたい」
という方はこの記事を読んでご一考いただけると幸いです!

利用プラン

■旅のサブスクHafH利用
 ※2023年現在HafHでの取扱終了

宿泊日:2022年7月16日(土)
部屋タイプ:スタンダートツイン
価格:250HafHコイン
 ※ダブルからアップグレード
 ※楽天トラベル参考価格:1泊5,000-15,000円(最繁忙期35,000円)程度

チェックイン15:00/チェックアウト11:00

本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください。

基礎情報

ザ ノット(The Knot)とは

ザ ノット(The Knot)は不動産やインフラを中心とした投資などをおこなっている「いちご」が展開するライフスタイルホテル。

ビジネスでもラグジュアリーでもない,独自のテーマ性ウリにするライフスタイルホテル。このザ ノットは「旅するホテル」をコンセプトとしており,立地する土地の地域性を取り入れたホテルを目指しているそうです[1][2]。

2023年7月現在,4館(札幌,新宿,横浜,広島)が運営されています。

ザ ノット 広島(The Knot Hiroshima)

ザ ノット 広島(The Knot Hiroshima)は客室数201部屋,2020年8月オープン。

「THE KNOT HIROSHIMA」は『タイトルは、まだない』 というフィロソフィーを掲げ、広島にゆかりのある企業やアーティストの方々とインテリアや家具、アートやアメニティ、サービスなどをコラボレーションしました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000036834.html

とのこと。詳しく知りたい方は,グランドオープン時のプレスリリース(記事内のリンクは最後に再掲します。)を読んでみると良いでしょう。

アクセス

広島駅からのアクセス
  • 路面電車:広島電鉄「1号線」に乗車。「中電前」停留所下車から徒歩約3分
  • タクシー:1,200 – 1,500円程度
  • 徒歩:2.6km(約35分)

広島バスセンターからは,徒歩10分強。

駐車場は有料・先着順で30台。詳細はホテルHPのFAQをご確認ください。

入館から14Fフロントでチェックイン

平和大通りと鯉城通りの交差点角にさも入り口っぽくTHE KNOTと書かれています。が,ここはホテル入口ではなく

外観1
ここはホテル入口ではない

ホテルの入り口は,少し平和大通りを西側(平和記念公園側)に進んだところにあります。

外観2

ここからエレベーターで最上階14Fのロビーへ向かい,チェックイン。なんだかオシャレな雰囲気です。

ロビー
最上階14のFロビー(早朝撮影)

スタッフの雰囲気や服装などもラフな感じ。おしゃれカフェやセレクトショップの店員さん感がありました。

歯ブラシやバスアメニティは,ロビーからセルフサービスでいただきます。

アメニティ
歯ブラシ,ボディタオル,ヘアブラシ,カミソリ,ヘアゴム,シャワーキャップ,綿棒

基礎化粧品セット(この時はマーガレットジョセフィンのドライレスキューシリーズ)と入浴剤はフロントのカウンターに設置されていました。

アメニティをもらったあとは,お部屋へ向かいます!

おしゃれ。でも,すこしおしい客室

見取り図

今回宿泊した部屋は20m2のスタンダードツイン。内装はシンプルでオシャレめ。
視覚的にはホッと落ちつける空間です。

部屋
部屋

ノーマルなツインルームにしては大きめのベッド

マットレスは英国スランバーランド120cm幅(セミダブルサイズ)。スタンダードなツインルームとしては広めで寝返りなどもストレスありません。

ベッド周りの機能性は上々。
ベッドサイドには小物置き,ライト,照明スイッチ,コンセント,充電用USBが備え付けられています。

ベッドボード

ヘッドボードはクッション性があるため寄りかかっても背中は痛くなりません(が,デザイン的にフィット感はイマイチです)。

まくらは1ベッドにつき2つ。それぞれ素材が違って,恐らく一つは羽根,もう一つはポリ綿だと思います。ポリ綿のまくらは片面の表面がパイプ素材になっています。

まくら
手前がポリ綿っぽいもの。奥が羽根っぽいもの。

好みに応じて使い分けられるのは嬉しいですね。

お水やお茶はしっかり完備

主室角の台にはお水,お茶類などのアメニティとカップや冷蔵庫,電気ケトルなどの備品が。

お茶類など
台の右下は冷蔵庫(黒くてわかりにくいですが。)

コーヒーは広島県呉市セイコー珈琲のOEMです。電気ケトルは注ぎ口が細いコーヒー派の方には嬉しいタイプとなっています。

お茶類

また,コースターには広島出身の作家さんの広島にちなんだイラストが描かれていたり(著作権などわからないので写真は載せません),カップが同じ中国地方 島根県出雲市の袖師窯のものだったりという,この地方の営みを感じるポイントがあるのも良いですね。

「デスク」と「物置」はやっぱり欲しい

今回泊まった部屋に上記のようにはお茶類・備品などが収納されている台はありましたが,作業用デスク・チェアはありません。

作業ができるスペースといえば,ベッドか窓際のソファくらいでしょうか。

ソファ
窓際のソファ

短時間であればそれでも構いませんが,長時間となるときちんとした作業スペースが欲しいところです。

楽天トラベルの写真を見ると「デラックスコーナーツイン」の客室には作業ができそうなデスクとチェアがありそうです。他の部屋はどうなっているかわかりません。

そして,いちおうHafHでは共有スペースとしてワーキングスペースがあることになっています。ロビー階のフロントやバーの周りで作業をしても良いのかもしれません。が,時間帯などによっては落ち着かない場合があるでしょう。

また,荷物置きやバゲージラックがないことも人によっては気になるポイントかもしれません。

「床で荷物を広げるのが嫌だ」という方はベッドやソファで広げることになり,そうすると,「リラックスできるスペースが少ない…」ということになりかねません。

些細といえば些細ですが,そのような部分が気になりました。

ゆとりのあるユニットバス

バスルーム
パノラマ撮影

今回宿泊したスタンダートツインのバスルームはユニットタイプとなっています。ただし,よくあるビジホチェーンなどよりは余裕があり,窮屈感はありません。バスタブも女性ならば脚を伸ばせるくらいの大きさはありました。

シャンプー類はオリジナルのボトルとなっており,中身はわかりませんでした。

シャンプー類

ちなみに,スタンダードより上位の部屋はバストイレはセパレートタイプとなっているらしいです。

館内設備

館内には以下のような施設・設備があります。

  • ランドリースペース 2F
  • 自動販売機 2F
  • 電子レンジ 2F
  • レストラン1F
  • バー 14F

1Fレストラン(MORETHAN)と14Fバー(Kei)は宿泊客以外でも利用可能。

営業時間などは公式ページ(MORETHANKei)などをご確認ください。

朝食はいいお値段だが上質!

場所 1Fレストラン MORETHAN
時間 7:00-9:30
内容 本文参照

朝食は1FレストランMORETHAN(モアザン)でいただきます。
MORETHANは朝食から夕食までいただけるオールデイダイニングとなっており,朝食も含めてビジター利用が可能です。

今回わたしは,朝食なしの予約だったので,朝,直接レストランへ伺いました。
(宿泊数日前に追加できるか尋ねたところ「フロントで販売できる分は売り切れなので,当日直接レストランで追加と精算を」とのことでした。)

メニューは2種類,

  • MORETHANプレート(税込2,000円)
    スクランブルエッグ,ハーブソーセージ,グリル野菜とサラダ,日替わりスープ,フォカッチャ,ヨーグルト
  • ビッグサラダプレート(税込1,500円)
    マンゴーとキウイのサラダ,日替わりスープ,フォカッチャ,ヨーグルト

私はビッグサラダプレートをいただきました。

朝食

見た目にはフツーのサラダとコーンスープとフォカッチャなのですが,実際に食べてみると,どれも想像を超えるお味
ネット上での評判が上々であることも頷けます。

飲み物はドリンクバーで自由にいただけます。

ドリンクバー
牛乳が見切れてます
  • お水
  • 青森100%リンゴジュース
  • 愛媛100%みかんジュース
  • コーヒー
  • 牛乳

このジュース類がまた濃厚で絶品。写真のようにティスペンサーからの提供ですが,横には補充用?の瓶入りジュースが。

リンゴジュースは青森でよく見かける一升瓶タイプという本場感(笑) 毎度固定かはわかりませんが,品種はサンふじでした。

みかんジュースの方も成分がたっぷり沈んている本格派で,どうりてウマいはずです。

ちなみに,三連休中ということもあってか,店内はそれなりに混雑していました。

私が入店した7:10頃の時点ですでに7割くらいの入り。退席した7:50頃には待ちが発生している様子でした。

また,座席は45分の時間制となっていました(混雑が予想される日のみか,毎日かはわかりません)。

感想:ローカル要素が集まるKnot(結び目)

14Fロビーは,インテリアや景色などで広島を感じながら,宿泊者,地元客を含むビジター,スタッフがボーダーレスに混ざり合うステキ空間。

広島観光のあとにホテルのお部屋で小休憩。少し疲れが取れたら,バーやレストランなどで広島のさまざまなモノ・ヒト・雰囲気を感じながら過ごす…。
お宿のコンセプトに共感できる方にとっては印象的な経験となる素敵なホテルでしょう。

また,館内・お部屋などにさりげなくちりばめられた広島ゆかりのアートなども見逃せません。

なお,このホテル,閑散期は4,000円程度ととても安く泊まれることがありますが連休中などの再繁忙期は30,000円近くと強気な値段になっていることがあります。個人的には,このような高値で泊まるのはちょっとないかな…,といった感じです^^;

バーフロント
14Fロビー(パノラマ撮影)

口コミの確認や予約は以下のサイトから!

旅のサブスクHafHはこちらの紹介リンクより登録すると,宿泊に使える100ハフコインがプレゼントされます(2022年7月31日時点。最新情報はリンク先をご確認ください)。

<参考情報>

出典

[1]The Knot, アバウト | ホテル ザ ノット, https://hotel-the-knot.jp/about (2022.7.31閲覧)

[2]いちご, いちごブランドホテル 「THE KNOT」, https://www.ichigo.gr.jp/business/growth/20201014152239.html (2022.7.31閲覧)

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