アパホテルの枕は買える！（購入・使用レビューあり）

アパホテルに泊まって「この枕，ええやん」と思ったアナタ。

朗報です。アパホテルのまくらは，ネットで買えます。

結論：ここで買える！

購入できるまくらは，驚異の低さでおなじみ3Dメッシュまくらの2022年発売モデル「PRIDE FIT（プライドフィット）」，そして同じく2022年から導入されている4WAYまくら「ADJUST FIT（アジャストフィット）」です。

アパホテル2種類のまくら

社長，カレー，せまい客室，ロビーのシャンデリア……，いたるところがキャラ立ち甚だしいアパホテル（褒めてます）。まくらもその例外ではありません！
はじめて訪れた方の多くが薄っす！と思ったことでしょう。

しかしこのまくら，酷評する方もいるものの，根強いファンがいるのも事実。一度体験して，魅力に取りつかれる方も多いようです。

このぺたんこまくら，正体は3Dメッシュまくらなるもの。2013年から使用されていたAir relax（エアーリラックス）というモデルが，2022年にモデルチェンジを行い，最近ではPRIDE FIFT（プライドフィット）というモデルが導入・販売されています。

旧モデルからは次のような点が進化しているそうです。

①『首元サポート』…首元サポート機能を追加してさらに快適となった。

②『横寝対応』…まくらの左右を１㎝リフトアップし、横寝がしやすくなった。

[1]

また，同じ2022年には新たに4WAYまくらの発表も行われており[1]，こちらも販売やホテルへの導入が順次行われています。

実際に楽天でPRIDE FIT（プライドフィット）を買ってみた

わたしは，はじめにも紹介した楽天市場の「ことことひろば」さんでPRIDE FITを購入しました。

• PRIDE FITの商品ページ
• ADJUST FITの商品ページ

購入時にはアパ公式ではないので一抹の不安はありました。
が，梱包は少し汚れているくらいで，品質などに問題はありませんでした。

さっそく開封！

実際に届いたまくらは，低めではあるが以前にアパで感じたほど低くはないという印象です。
モデルチェンジによるリフトアップ効果と，新品であることからホテルのようにヘタレていないという理由が大きいのでしょう。

画像では少しわかりにくですが，上側から見るとセンター部分が凹んでおり，他の部分も複雑な形状をしています。

長辺側から見ると，前掲のホテルの枕よりはヘタレておらず，厚みがあることがわかりますね。また，底辺側（首側）と上辺側（頭側）でも少し高さが違うような気がします。

短辺側から見ると，上下の高さの違いがわかりやすいですね。

付属のまくらカバーはポリエステルのメッシュ生地でできています。
わたしは髪の毛などが引っかかりそうなので，このカバーの上からさらに枕カバーをかけるという訳のわからないことをしています。。

PRIDE FITを１ヶ月使って：個性派まくらながら快適！

使用感は，適度に頭をキャッチしてくれる高反発まくら。
頭をまかせた際の沈み込みは控えめで，明らかに綿や羽根のものとは異なります。メッシュ層がバネのように沈み，そのフィット感と反発力が適度に頭を支えてくれます。

見た目はペタンコ感がありますが，大きく沈み込むものではないため，実際に寝てみると低っ！という印象はありません。

このほかに特徴的な点としては，綿やパイプなどの充填物が詰められているタイプの枕ではないため，寝ながら内容物をずらして高さなどを調整することができません。

ただし，前の項で述べたように枕の部分によって高さが異なるため，頭を置く位置を変えて自分の寝姿勢に合わせることが可能です。たとえば，

• 仰向けで寝るときは，低くなっているまくら中央部分を使う
• 横向きに寝るときは，高くなっているまくらの端部分を使う

といった感じです。

このように，一般的なまくらとは少し特性が異なります。
が，これはこれで慣れると快適で，すっかり普段使いのまくらの一つになっています。

アパホテルで一度体験してからの購入がおすすめ！

わたし個人としては，このまくらで気持ちのよい睡眠がとれています。

ただし1万円Overと安くはなく，また以前より改善されているとはいえ特殊な形状で人を選ぶまくらであることは確かです。

失敗をしないためにも，現行モデルでなくても良いので，一度アパホテルで3Dメッシュまくらを体験してから購入をお勧めします。

レビューや詳しい説明などは，以下に再掲する販売サイトをご確認ください！

ADJUST FIT（アジャストフィット）も買ってみた(2023年7月追記)

こちらも楽天市場の「ことことひろば」さんで2023年2月に購入しました。前述のPRIDE FITなどと一緒に使いながら5ヶ月となる2023年7月にこの文章を書いています。

スペックはこちらの通り。

サイズは約40x60cmと標準的な家庭用まくら。

充填物はダウン・フェザー1kg+片面表面のパイプ0.3kgと，量販店の安物枕と比べると贅沢に使われている印象です（値段が全く違うので単純比較はできませんが，無印の羽根枕1290円は0.9kg）。

高さは，マチ部分が約5cm，低い部分が10-11cm程度，高い部分が13-14cm程度となっています。

枕カバーはホテルっぽい綿素材。入れ口の片側が袋状になっているので，そこに枕を合わせて固定します。

このADJUST FITは4Wayまくらを謳っており，

• 前後を使い分けると”高さ”
• 裏表を使い分けると羽毛とパイプの質感による”かたさ”

が選べるようになっています。

鈍感人間が実際に使ってみた感覚としては，
「確かに違いはわかるが，裏表の質感の好みはあれど，そこまで極端に高さやかたさが変わるわけではない。」
言われなければあまり気にならないという程度です。

また，公式説明によると「体調に合わせて寝心地を選べる」とのことですが，これはウリとしてはちょっとピンときていません。

みなさん「今日はちょっと高めの気分やな」などということはあるものでしょうか？

どちらかというと，ホテルなどに特有のさまざまな人が使う状況において，多くの人が満足できるようにするための4wayと捉える方が適切だと考えています。家で一人で使うのであれば必ずしも4wayでなくても良いのではないかというのが正直なところです。

一度アパホテルで体験して，自分に合う！ということでしたらこちらの商品も良いかもしれません。個人的には，4wayといえどもそれほど極端でなく，ふつう程度の高さで使いやすいまくらではあるので満足しています。

また，多数の方が使うという点でいうと，ちょっと高級な来客用まくらとしては良い選択肢でしょう。

出典

[1]アパホテルズ＆リゾーツ, アパホテル2種類の新しい枕　「PRIDE FIT」と「ADJUST FIT」を導入開始, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000528.000018265.html (2023.1.5閲覧)