2022年11月23日(水・祝)から翌日24日(木)にかけて「三井ガーデンホテル広島」のスタンダードルームへ宿泊しました。
2022年10月から開始された無料ラウンジサービスの様子も含めて紹介します。
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宿泊日:2022年11月23日(水・祝)
部屋タイプ:スタンダード
価格:8,901円 ※宿泊時価格
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください。
基礎情報
三井ガーデンホテル
三井不動産ホテルマネジメントが運営するホテルブランド「三井ガーデンホテルズ」
アッパーミドルクラスの宿泊主体型ホテルを標榜しており,北海道から九州(と台北)まで展開されています。
通常の「三井ガーデンホテル」のほかに,「プレミア」がついたハイグレードのホテルも展開されていますが,今回宿泊した三井ガーデンホテル広島は通常路線の施設です。
三井ガーデンホテル広島は,三井ガーデンホテルズの二番目の施設として1989年に竣工・開業。2016年にロビー・客室を中心にリニューアルを行い,2022年に至ります。
アクセス
<広島駅から>
- 路面電車:広島電鉄「1号線」に乗車。「袋町」停留所下車から徒歩約5分
- バス:広島駅バス乗り場から路線バス「エキまちループ」(右回り/左回りどちらでもOK)に乗車。「白神社前」停留所下車から徒歩約3分
- 徒歩:約2.2km(約30分)
<広島バスセンターから>
- 徒歩:約1.0km(約13分)
広島市の繁華街である八丁堀・立町地区の南側にある平和大通り沿いのホテルが多く集まるエリアに立地しています。
駐車場はホテル併設・提携の有料駐車場があります。詳しくはホテルの案内をご確認ください。
ちょうど良いサイズのお部屋
今回はホテルで一番安い定員1名のスタンダード(15m2)に宿泊。
シティホテル相当と考えていると少々狭い印象を受けますが,ビジネスホテルの感覚でいるとそれ相応の広さです。
お部屋のデザインは,なんでも,牡蠣をモチーフとしているそうです[1]。
モノトーンでスタイリッシュな中にも有機的な柄が散りばめられており,本能的に落ち着きを感じます。
ベッドまわりはまずまず
ベッドは120cmほどの幅(セミダブルサイズ)で不足のない広さ。デュペスタイルのベッドメイクに,サータ社製のマットレスと,近頃のチェーンホテルらしいレベルの高い寝環境です。
まくらは2種類。1つはスタンダードな羽根(フェザー?)系のまくら。もう一つは,エアウィーブの関連企業であり枕の老舗メーカーであるロフテーの快眠枕(ホテルオリジナルモデル)です。5つのパーツに分かれており,内容物は中綿とパイプ素材の二層構造になっています。
ヘッドボードには照明スイッチとコンセント,小物置きがあります。
枕元の照明は横になった状態だとLEDの光がダイレクトに目に入って辛いです。腰掛けた状態などで使うのが良いでしょう。
デスクは広さは十分だが椅子は好みが分かれる
デスクは過不足のない大きさで,コンセントが一つ設置されています。ただし,背もたれはなし。長時間の作業は難しいかもしれません。
デスク横の引き出しには冷蔵庫や備品アメニティ類が。セットされているお茶類は緑茶だけですが,ロビーのアメニティコーナーに紅茶がありました。
また,冷蔵庫にはサービスのお水がありました。珍しいアルミ缶となっており,環境への配慮が感じられるのは素敵ですね(プルタブ式でなくキャップ式になると個人的には嬉しいのですが)。
お風呂はサッと済ませたい(かもしれない)
お風呂場はトイレ・洗面一体型。昭和の建物だけあり,雰囲気もにおいもクタビレ感があります。のんびりバスタイムを楽しむのは難しいかなーという印象。さっとシャワーを浴びたりするくらいであれば問題はないでしょう。
ソープ類は花王のレアーナというものでした。
ほか,アメニティ類は歯ブラシも含め1Fでセルフサービスとなっています。
カミソリ,綿棒,ボディタオル,コットン・ヘアゴム,歯ブラシ,くし,シャワーキャップなどがあります。
館内設備
館内には主に以下のような設備や施設があります。
- ランドリーコーナー
- 自動販売機
- 電子レンジ
- 製氷機
- カフェ など
無料のラウンジサービス
- コーヒータイム 11:00-22:30
コーヒー・ソフトドリンク - ラウンジタイム1 15:00-18:00
お菓子 - ハッピーアワー(泡活) 18:00-19:30
赤白ワイン,スパークリングワイン - ラウンジタイム2 19:30-21:00
お菓子 - ナイトアワー(夜食) 21:00-22:30
お茶漬けなど
最上階25Fの朝食会場は11:00-22:30には宿泊者専用のラウンジとして開放されています。80m級の建物から望む広島市の景観は一見の価値あり!
画像は載せませんので,ぜひ,宿泊時には訪れてみましょう(*^^)v
ラウンジでは,コーヒー・紅茶・ソフトドリンクのほかに時間帯に応じてお菓子や軽食などが提供されています。
わたしが宿泊した日には次のような様子でした。
ラウンジタイム1 15:00~18:00
広島県の乳業メーカー・チチヤスのプリン,コーヒーゼリー,そしてこの時は頂きませんでしたがヨールグトがありました。
これらは,この後の「ラウンジタイム2」まで通して提供されていました。
ハッピーアワー(泡活)18:00~19:30
ハッピーアワーには赤ワイン,白ワイン,スパークリングワインが。おつまみはなかったので軽く一杯くらいの心づもりで伺うことをお勧めします。
ラウンジタイム2 19:30~21:00
ラウンジタイム1のチチヤス製品にくわえて,広島の菓子メーカー・バッケンモーツアルトのからす麦クッキーとキャラメルクッキーが提供されていました。
ナイトアワー(夜食) 21:00~22:30
ナイトアワーには永谷園のお茶漬けと東洋水産の緑のたぬき。
普段夜食を食べる子のない人間としては,場の雰囲気も相まって非日常&背徳感にワクワクします。ホテルに泊まっているときくらい良いですよね(●´3`)ノ
ラウンジサービスの様子は以上。
既製品をパックのまま出しているものが多いため特別感はありませんが,このご時世,衛生的には安心です。
チチヤスやバッケンモーツアルトといった広島メーカーのものがいただけたも嬉しいです。
そして,今回の宿泊の主目的であった,このラウンジサービスをどう捉えるか?
無料付帯=宿泊料金に含まれている,と考えることもできます。無料サービスに力を入れているホテルであれば,そのサービスを使えなかったときに,逆に損した気持ちになることも……。
しかしながら,今回のラウンジサービスくらいであれば「あれば嬉しい」「使えなくてもしょうがない」という,宿泊主体型のホテルとして良いバランスの良い内容だと感じました。
朝食ビュッフェはほどよい品数
会場 25F 朝食会場
時間 6:30 – 10:00
料金 1,870円
内容 和洋ビュッフェ
※座席 約80席
8:30頃に伺ったところ,8割くらいの客入りでした。
この日は平日でしたが,祝日の次の日であることと,全国旅行支援の実施期間中であったため普段よりは混雑していたかもしれません。
朝食は和洋ビュッフェ。
品数だけでいうと最近の朝食がウリのホテルと比べると寂しい印象を受けます。が,和洋バランスよく並んでおり,一品一品にハズレもなくおいしくいただきました。
品数多めのホテルビュッフェも楽しいですが,朝から取捨選択をするコストを負担に感じることも。これくらいの多過ぎず・少な過ぎずの品数に厳選されていると,頭のリソースを使わずに朝食を楽しめます。
デザート類が充実していたことが印象的でした。盛り付けもひと手間かけられており気分がアガります。
感想
今回は,2022年10月から開始されたラウンジサービスが気になり宿泊しました。
こちらは上述したとおり,宿泊者全員の無料付帯としてはバランスの良いサービスとなっていました。
建物自体は築30年以上となっており,客室の水回りなどリニューアルでは隠しきれない古さを感じる部分もありました。そういった部分を理解したうえで宿泊をするのであれば,なんら問題はないでしょう。
ホテル内は,パブリックスペース・客室ともに落ち着きの中にデザイン性のあるオーソドックスなホテルらしさがあります。
空間やサービス,価格などを総合的に勘案するとビジネスホテルとシティホテルのハイブリットのようなホテルだと感じました。
口コミの確認や予約などは以下のサイトから。
出典
[1]三井不動産, 「三井ガーデンホテル京都三条」「三井ガーデンホテル広島」 デザインに地域の特性や魅力を取り入れた大規模リニューアルを実施 2016年4月1日 リニューアルオープン, https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2016/0406_01/ (2022.12.28閲覧)