2020年12月30日(水)から31日(木)にかけて「ホテルインターゲート 広島」のスタンダードシングルルームへ宿泊しました。
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宿泊日:2020年12月30日(水)
部屋タイプ:スタンダードシングル
価格:7,620円
チェックイン12:00 /チェックアウト12:00
(通常はチェックイン15:00/チェックアウト11:00)
朝食付き
一言でいえば,高コスパで満足度の高いホテルステイとなりました。
この記事では,
- 客室の様子
- インターゲートラウンジでのサービス
などを報告します。広島のホテル選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください
基礎情報
ホテルインターゲート広島は,グランビスタホテル&リゾートが展開するホテルブランド「INTERGETE HOTELS」のひとつとして2019年1月にオープン。
INTERGETE HOTELSについては耳慣れない方も多いと思いますが,(前身も含めると)1960年代からホテル運営を行うグランビスタホテル&リゾートが2018年から展開する”これからに注目”のホテルブランドです[1][2]。
2021年1月現在は広島のほかに東京・金沢・京都に展開されています。
広島市中心部の中では,比較的広島駅寄りに位置しており,観光にもビジネスに便利です。
広島駅からは,徒歩で15〜20分程度。路面電車やバスを使っても近くまでアクセスできます。
部屋
スタンダードシングルという一番リーズナブルな部屋に宿泊をしました。とはいえ入った瞬間,明らかに「普通のビジホより広い!」という印象を受けました。
それもそのはず,広さは18m2と余裕があります。
快適なベッドと使いやすいベッド周り
ベッドはシモンズと共同開発のマットレスを使っているようです。ふつーにぐっすりと寝られました。
また,良さげなホテルありがちな「枕が収容定員以上ある」というのはこのホテルにも当てはまります(笑)
しかし,ここはさらに特徴的で,二つの枕のうち,一つは固いもの,もう一つは柔らかいものとなっています。好みに応じて使い分けられるのは嬉しいですね。
ベッド周りも築浅ホテルだけあってコンパクトかつ機能的にまとめられています。
コンセント,充電用USB,電灯スイッチが配置されているほか,メガネやスマホなどの小物が置けるような作りとなっています。
欲をいえば,ここにエアコンのスイッチが欲しかったですが,まぁ好みの問題でしょう。
あとは,敏感な方は,寝るときにユニットバスの換気扇の音が気になるかもしれません(24H換気で客室内からは切れないようになっています)。
必要十分な広さのデスク
デスクはコンパクトながら十分な広さです。コンセントもついています。
お弁当を食べたり,パソコンと書類1枚くらいで作業を行うくらいであれば問題なく行えるでしょう。
広めのユニットバス
「きれいで広め」です。
アメニティ・ファシリティ
基本は普通のビジネルホテル並ですが,以下の点はGOODです。
- ミネラルウォーター付き
- 備品でマルチタイプ(USB-C付き)の携帯充電器が設置
興味深かった点としては,備付けのお茶類としてコーヒーがありませんでした(緑茶・ほうじ茶のみ)。
これは「コーヒーはラウンジ(後述します)で飲んでね」ということだと考えると合点がいきます。
インターゲートラウンジのサービス
インターゲートラウンジとは
インターゲートラウンジは,宿泊者であれば誰でも利用OKのロビーラウンジです。最上階である14Fに位置しています。
広島に関する本や工芸品が展示されており,興味深い空間となっています。これらを見るだけでも一度覗いてみる価値はあるでしょう。
雰囲気は,フロント横で誰でも使える場所なので,時間帯によってはそれなりに活気がある感じになります。←良くいえば^^;
ただし,開放感がある空間であるため,うるさい・落ち着かないといったことはありませんでした(もちろん,そのときにどのようなお客さんがいるかによるでしょうが)。
また,ラウンジでは10:30-21:00のコーヒー・紅茶・ソフトドリンクの提供をはじめ,時間によってさまざまな飲み物・軽食などが楽しめます。
10:30-21:00と6:00-7:00には「こだわりのコーヒー」ということで地元広島,寿屋珈琲の寿屋Aプレミアムブレンドがいただけます。
15:00-21:00 アフタヌーンサービス(お茶菓子)
上述のドリンクに加えて,お茶菓子の提供があります。
レーズンのケーキ,明治のクラッカーと…,クッキーはブルボンでしょうか?
凝ったものではありませんが,安定のおいしさです。
以前は「はちみつバイキング」なるものがあり,数種類のはちみつを食べ比べできたようですが,宿泊日現在にははちみつは2種類のみとなっていました。
17:00-19:00 ハッピーアワー(ワイン・カクテル)
前述のクラッカー,クッキー,お茶類に加えて,ワイン・カクテルと有料のアルコール類が提供されています。
ワインは白と赤が1種類ずつ。デイリーワインくらいのものであっても無料でいただけるのは嬉しいですね。
カクテルはこめんなさい,頼んでいないのでわかりません(汗
21:00-22:00 ナイトタイム(お茶漬け)
「お茶漬けバイキング」というなんともワクワクする催しが行われています。宿泊時には,時間が短縮されており21:00-22:00となっていました(通常は23:00まで)。
ご飯をよそって,メインの具,海苔・薬味などをトッピング。最後にだしをかけていただきます。
メインの具はわたしが泊まった時は5種類ほど準備されていました。
味は,マズいはずがありません(笑)
6:00-7:00 コーヒー・スムージー
6:00-7:00は,コーヒーとスムージーの提供が行われています。こちらはテイクアウトかを尋ねられたので,部屋でいただくこともできるようです。
ほかにもワークショップなどが行われているようですが,宿泊日現在は休止中とのことでした。
朝食
バイキング形式で時間は7:00-10:30(バイキングコーナーは10:00に片付け)です。
「焼き立てパンとごちそう野菜の朝ごはん」がコンセプト。
実際に,野菜がたっぷり使われています。途中で「クロワッサン焼きたてでーす!」と案内があったので,パンも裏でオーブンにかけているのでしょう。
このようにホテルはパン推しのようですが,ご飯派の方も安心してください。ご飯・おかゆ・ラーメンも揃っており,派閥を問わず満足できます(笑)
品数も豊富で,味もおいしく大満足の朝食でした。
大浴場
利用時間は15:00-25:00, 6:00-10:00。
宿泊日現在,人数制限として脱衣所のロッカーが9個程度まで間引かれていました。
浴室は,洗い場が8つ,内湯は5・6人サイズものもが一つ。サウナや露天風呂はありません。
モダンできれい・洗い場の感覚も余裕があって普通にリラックスできる大浴場です。
ただ,「無理していくまでもないかなー」というのが正直な感想です。なんせ,部屋のユニットバスも悪くないのですよね(笑)
- 足は伸ばせないけど一人でゆっくりできる部屋風呂が良いか?
- 少し消毒の匂いはあるが広々している大浴場が良いか?
という好みに応じて利用の可否を判断すると良いでしょう。
大浴場にサウナや露天風呂があれば印象が変わったかもしれません。
(1Fなので露天は難しいでしょうが…)
全体的な感想
約7,000円という宿泊料金を考えると,とてもコスパの良いホテルであると感じました。
部屋は「さすが築浅ホテル!」といった感じで,綺麗で使いやすくまとめられています。さらに,今回宿泊した一番安価な部屋でも普通のビジホより一回り広くゆったりと過ごすことができました。
また,このホテルの一番の特徴であるインターゲートラウンジは興味深い空間・サービスでした。
随所に見られる「地元=広島感」は出張の仕事以外の部分や旅行に花を添えてくれます。
フード・ドリンク類も特別感のある嬉しいおもてなしです。お高めホテルのクラブラウンジほどは期待しない方が良いですが,宿泊費を考えると大満足です。
(お高めホテルのラウンジ付きは安くても2万円くらいしますからね^^;)
普通のビジネスホテルであれば,ただの朝食会場として朝以外は休遊してしまうような場所を,さまざまな価値提供によって,うまいことサービスまで昇華させています。
寝るだけではもったいない,滞在の楽しさも兼ね備えた良いホテルでした。
広島市のおすすめビジネスホテルについては次のような記事も書います。ぜひご確認ください!
出典
[1]GRANVISTA Hotels&Resorts, ヒストリー, https://www.granvista.co.jp/company/history/ (2021.1.10閲覧)
[2]「INTERGATE HOTELS(インターゲートホテルズ)」by GRANVISTA 誕生!「All For Tomorrow」~「最高の朝」をお届けするホテル~ , https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000506.000007398.html (2021.1.10閲覧)