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ホテル宿泊記「リーガロイヤルホテル広島」 エクゼクティブフロア ツイン

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2020年11月10日(火)から11日(水)にかけて,「リーガロイヤルホテル広島」のエグゼクティブフロア ツインに宿泊しました。

利用プラン

楽天トラベル【リニューアル】<16時以降チェックイン限定>荷物を預けて先にお出掛け!エグゼクティブもお得に!

宿泊日:2020年11月10日(火)
部屋タイプ:エグゼクティブツイン
価格:24,000円 ※GOTOトラベル適用

チェックイン16:00 /チェックアウト12:00
(通常はチェックイン14:00/チェックアウト11:00(エグゼクティブフロア12:00))

素敵な部分も多くありましたが,所々に古さを感じるなど,何ともさまざまな感情が入り混じる(笑)ホテルステイでした。

本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください

基礎情報

リーガロイヤルホテル広島は,広島市中心部の1994年に開業した複合施設「基町クレド」内に開業同年オープン[1]。

2012年から2016年の客室大規模リニューアル,2020年のエグゼクティブフロアのリニューナルなどを経て営業を続けています[2][3]。

広島駅からは,バスでも路面電車でも。テキトーに紙屋町で降りれば,後は徒歩数分です。ちなみに,広島駅からは距離にして2km強,荷物が少ないければ徒歩移動も可能な範囲です。

部屋

30階のエクゼクティブフロア ツインルームに宿泊しました。北向きの部屋で,広島城や基町高層アパートなどがよく見えます。

リーガ北側

エグゼクティブフロア ツインルームの広さは公式ページによると35 – 38m2。今回宿泊したタイプは36m2の部屋であったと思われます。

部屋

内装は落ち着いたオトナの雰囲気。窓ぎわのソファでくつろぎながら,高層階から広島市の景色が眺められる,という嗜好です。

とても素敵なのですが,このソファ,窓からの冷気が気になりました。
また,夜間から朝にかけては窓が結露して外の景色をあまり楽しめなかったことも残念でした。

暖かい時期であれば問題ありませんが,冬の時期はあらかじめ心づもりしておくと,がっかり感が少なく済むでしょう。

リニューアルをするも古さは残る

機能性が微妙

前節写真のとおり,部屋には化粧台はありますが,仕事ができる作業デスクはありません。化粧台での作業は,狭いし鏡は気になるしで,どうも落ち着きません。

もちろん,ツインルームなのでトイレ・バス一体の洗面台以外でのメイク需要はあるでしょう。しかしながら,もう少しさまざまな需要が満たせる気のきいた家具などが欲しいものです。

また,ベッド周りについても窮屈感と,あと一歩感が残ります。

ベッドサイドテーブル

ベッドのサイドテーブルは,物を除けないと小物や飲み物を置けるスペースがありません。

さらに,せっかくリニューアルをしたはずなのに,コンセントがサンワサプライのタップであったり(それ自体は良い商品ですが。。),一部の照明がサイドテーブルのボタンから操作できないことにもモヤモヤを覚えます。

バスルームは年季が…

バスルーム
バスルーム。扉で分かりにくいですが,トイレが画像左側にあります。

バスルーム全体はきれいに清掃されていますが,バスタブは年季が入っていました。経年の黒ずみや傷などが多々見られます。

また,よく見ると,バスタブに自分のものではない毛が数本落ちていました。傷と見分けが付きにくいので,清掃の方も気づかなかったのだと思います。個人的には,こういった清掃作業の精度に関わるような部分はリニューアルの際に改善して欲しかったです。

こだわりを感じるアメニティ

充実したケア アメニティ

アメニティ

写真のとおり,男性にも女性にも必要なものはだいたい揃っています。

特筆すべきは,シャンプー・ボディソープなどのバスアメニティでしょう。ミラーハリス社ティートニックの香りのものとなっています。

ほかに特徴的なのが,フェイスマスク。こちらは広島県尾道市のレモン果実水が使われています。

地元感のあるお茶とお菓子

お茶類

ミネラルウォーター,緑茶,紅茶,コーヒーに加えて茶菓子もしっかりと準備されています。

紅茶はドイツの老舗ロンネフェルトのアールグレイ。言わずもがな,安心のクオリティです。

コーヒーは地元広島の寿屋珈琲のドリップバッグ式。ハイクラスホテルでみかけるNespressoやDRIP PODなどの専用器具を使ったものではありません。

しかしながら,電気ケトルはバルミューダの注ぎ口がコーヒーポットのように細くなっているタイプ。「少しでもよいコーヒーを楽しんでもらおう」というホテルのこだわりを感じます。

お茶菓子は広島銘菓の「島ごころ(レモンケーキ)」と「桐葉菓(もちっとした生地にあんこが入ったお菓子)」
どちらもおみやけ売り場などでよく見かける評判の良いお菓子です。

全体として,お茶・茶菓子は中国地方を感じる品が多く取りいられており,嬉しい演出となっていますね。
(ロンネフェルトは数少ないティーハウスが島根にあったり,国内3店舗しかない最高ランク認定店の2つが島根・鳥取にあるので,わたしの中では中国地方名物です←無理矢理w)

朝食

エグゼクティブフロア宿泊者用の限定朝食を33階のリーガトップでいただきます。リーガトップからは,ホテルの南側,瀬戸内海まで見渡せる景色が楽しめます。

メニュー(和食or洋食)と食事時間はチェックインの際にあらかじめ聞かれました。時間は当日の気分に任せたいタイプですが,混雑することがあると言われ,決めておくことになりました。

わたしは洋食をオーダー,内容はこちら。

朝食
ふじリンゴジュース,里芋の温かいポタージュ アーモンド風味,広島ハーブ鶏とキノコ香る半熟ちよだ卵マスタード風味の軽いエアームース,焼きキーマカレー ソーセージ・ラタトゥイユ・ほうれん草・カボチャ・ハーブサラダ添え

フツーにおいしいです。

朝食
爽やかな酸味のクレームショコラ 洋梨・ミラベル・栗,ライムが香るヨーグルトスープ

デザートも,フツーにおいしい。でもですね,うーん…,どこか期待外れな印象もあります。

チョコレートにフルーツとライムとヨーグルト,さらにグラノーラ的なものまで乗っかっているという,まさに,カオスな一皿(笑)
で,あればこそ,想像を遥かに上回る食材の相乗効果を期待してしまいます。

ですが,別にそういうものはない。「うん,美味しいね」で終わってしまうデザートでした。

上記の料理・デザートはスタッフがテーブルまで持ってきてくれます。ほかにセルフのフリードリンクがありあます。

サービス

インルームチェックインとウェルカムドリンク

エグゼクティブフロアに宿泊の場合は,フロントではなく部屋でチェックイン手続きを行います。

ホテルへ到着してフロントへ行くと「ソファでお待ちください」とのこと。数分待ったのちに係の方が部屋への案内してくださいました。

部屋では,チェックイン手続き,室内・館内の説明,そしてウェルカムドリンクを尋ねられました。ウェルカムドリンクは,案内係の方が退室したのちに別の方が持ってきてくれました。

インルームチェックインは,フロントでのチェックインと比べてゆったりした雰囲気で説明が聞けて,また質問などもしやすい雰囲気であることがよいですね。

リーガトップ ワンドリンクチケット

エグゼクティブフロアに宿泊の場合は,リーガトップのワンドリンクチケットがもらえます。

ただ,わたしは21:30頃に伺ったのですが,満席の張り紙が(悲)
リーガトップはラストオーダーが22:00であるためこの日は諦めることに。
火曜日というド平日でこんな感じなので,夜にふらっと行って入れるとは思わない方が良いかもしれません。

なので,翌日の11:00前頃にドリンクをいただきました(利用しないのもシャクなので(笑))。

問題なく入店はできましたが,これまたド平日にもかかわらず,窓際のテーブルはお昼の予約でいっぱいとのこと。「チェックアウト(エグゼクティブフロアは12:00)前の一杯に♪」と考えている方は少し早めに行った方が良いでしょう。

ワンドリンクチケットで頼めるメニューは,お酒(ビール,ウイスキー,焼酎,ワイン,カクテル)からノンアルコールのカクテル・ビール,ソフトドリンク,お茶・コーヒー(メニュー表にはないがOKとのこと)まで。誰もが楽しめる充実ぶりです。

そのほかのサービス

今まで書いたものの他にも,エグゼクティブフロア宿泊者には以下のようなサービスがあります。

  • プール・ジム・スパ(浴室)・サウナ
    →客室内電話より事前予約。1回あたり2時間まで。
  • ひろしま美術館入場券
    →ただし2021年1月2日まで休館とのことで「1年間有効のひろしま美術館入場券」と「チェックアウト日まで有効の広島城天守閣の入場券」をいただきました。
  • レイトチェックアウト
    →通常11:00までのチェックアウトが12:00に延長されます。
  • バゲージダウン

通常はターンダウンのサービスもありますが,現在は休止中との説明を受けました。

総括

広島市中心部の最高の立地,客室の上質な雰囲気,こだわりのアメニティなど,良い部分が多くあるホテルであることは間違いありません。

しかしながら,「宿泊者の視点に立つ」という部分においては,まだまだポテンシャルを秘めているのではないかと感じました。

客室はリニューアル直後にもかかわらず「実際に使ってみる」ことでわかる不便がいくつもありました。

サービス面でも,良いところもあれば,うーんという部分も多くありました。

「良いところもたくさんあるけど,リーガならもっとできるんじゃない?」というのが今回の印象です。

出典

[1]Wikipedia 基町クレド, https://ja.wikipedia.org/wiki/基町クレド (2020.11.28閲覧)

[2]リーガロイヤルホテル広島, プレスリリース『広島城を望む23~29階の快適性を充実 訪日旅行客、MICE 需要にも対応するため、ツインルームが新たに誕生 客室217室を改装・23~29階(北側) 客室改装・シングルルームを改装、ツインルームが新たに誕生』, 2016.1.14

[3]リーガロイヤルホテル広島, 「エグゼクティブフロア(30階・31階)」リニューアルのお知らせ, https://www.rihga.co.jp/hiroshima/executive-20renewal (2020.11.28閲覧)

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