暮らし

温泉・大浴場の満足度爆上げ!風呂用メガネの注意点とメリット

当ブログの記事内には広告リンクを含む場合があります

 「お風呂(温泉)からの景色が最高!」

こんなクチコミや宣伝を見ても

 「どうせ視力悪いから見えないし・・・」

といまいちテンションがあがらない。さらに,

シャンプーとボディーソープの区別がつかなかったり,段差でつまずいたり,電気風呂や水風呂にびっくりしたり,お湯の説明や注意書きが読めなかったり,サウナでテレビや砂時計が見えなかったり……,

たくさんの不便を「しょうがない」と諦めている。

わたしもお風呂で見えないことに不便を感じていましたが,風呂用メガネによりそんな悩みが解決!
旅先などでのお風呂の満足度が爆上がりしました。

この記事では実際に風呂用メガネを使って感じた利点・注意点などを紹介します。

風呂用メガネとは

本記事で想定する風呂用メガネは既製品で「お風呂用」として3,000円前後くらいで売られている製品です。例えば,次のようなものです。

愛眼「Forゆ」

藤田光学「アイ・ラブ・入浴」

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

\お風呂メガネ/(アイラブ入浴)EYEラブ入浴
価格:4,400円(税込、送料無料) (2024/2/18時点)


そのほかいろいろ…


こういった風呂用メガネは主に「くもりにくい」「サビに強い」などの特徴を持っています。また,製品によっては「サウナなどでも使える耐熱性」などを備えているものもあります。

風呂用メガネのここが良い!

景色が見える

風景が自慢の温泉や大浴場。バスルームから展望を楽しめるビューバスのホテル。

風呂用メガネを買う前は……,ズバリ見えない!(悲)

もちろん風景が見えなくても,何となく雰囲気を感じることくらいは可能です。だだ,やっぱり「見えたらもっと楽しめるだろうなぁ」と心にしこりが残ることも。

お風呂からの眺めをウリにしている宿泊施設はそれなりのお値段であることも多く,「見えない」ことは数千円は損をしているのではないか?と思うことも多々あります。

風呂用メガネの導入後はそんな引っかかりもなく,風景を楽しめています。

浴室内が見える

大浴場には段差や水溜りなど危険がたくさん。もし,足をひっかけたり,すべったりでケガなどをしてしまうとせっかくの楽しみが台無しに…。

風呂用メガネがあると,こういった危険な場所が見えやすくなるのでリスクの低減につながります。

表示が見える

シャンブーとボディソープを見分けるためにわざわざ顔を近づけることはないでしょうか?
浴室内の注意書きやお湯の説明など,さまざまな表示が読めないということはありませんでしょうか?

こういった地味なストレスやあきらめから解放されて,より良きお風呂ライフがおくれます。

ただし一つ注意点。実際にアタマを洗うときはメガネを外さないと洗えません 悲

サウナで使える物もある

近年流行りの「サ活」でも風呂用メガネは力を発揮。

サウナ内に設置されている時計や砂時計もバッチリ。また,なぜかサウナに設置されていることが多いテレビだって観られます。

ただし,後述するようにサウナへの対応度合いは製品によって異なるため注意が必要です。

ひとつひとつは些細なこともありますが,いろいろと重なることで思っている以上に快適な温泉・サウナライフがおくれることでしょう!

風呂用メガネの注意点

目立っている気がする

大浴場でメガネをかけているのは自分ひとりという状況になることが大半です。なので,目立っている気がします 笑

ただ,こればかりは気持ちの問題ですね。気になる方は,肌に近い色のフレームを選ぶと良いかもしれません。

かけ心地は微妙

風呂用メガネは百均の老眼鏡のような,いわば,既製品です。

普通のメガネは通常,一人ひとりの顔の形や利用用途,好みに応じて細かいフィッティングが行われています。

ですが,風呂用メガネはそのような細かな調整は行われていません。

顔の形は人それぞれのため個人差がありますが,私にとって風呂用メガネは「かけていられないことはないが,快適とはいえない」といった印象です。

ただし,軽量であったり弾力性のある素材を利用したりと,かけ心地の違和感を低減する工夫はみられる気がします。

見え方は普段のメガネにはかなわない

先にも述べたように風呂用メガネは既製品です。度数は大まかにしか選べず,左右のレンスは同じ度数です。

しかしながら,実際の視力は左右で違っていたり,乱視が加わっていたりとそんなに単純ではありません。普通のメガネは,視力検査などを通じでプロが最適な見え方を考えたうえで制作されます。

風呂用メガネの見え方は,このような個別に調整されたメガネにはかないません。

左右で同じ程度の視力で乱視なども少ない方であればそれなりに見えるようになると思われますが,どの程度見えるようになるかは個人差があるでしょう。

風呂用メガネの選び方

比較表あり!用途に見合った風呂用メガネを選ぼう

多くの風呂用メガネはくもりに強い・金属不使用によりサビに強いなどの特徴を持っています。その他の細かい部分については,それぞれ特徴が異なります

フレーム・レンズ素材に違いがあったり,サウナで使えることをウリにしているもの(または,ビミョーな書き方をしているもの)などさまざまです。

Forゆ/Forゆ2
(愛眼)
アイ・ラブ・入浴
(藤田光学)
お風呂メガネ
(コーリュウ)
曇り止め加工
金属部品不使用
サウナ
○※1△※2
フレーム素材ポリカーボネート
※3
TR-90 ※4プラスチック
(詳細不明)
レンズ素材ポリカーボネートポリカーボネートプラスチック
(詳細不明)
価格3,300円2,500-4,000円前後2,000-2,500円前後
風呂用メガネの特徴比較

※1 メーカー公式ページには「常温耐熱温度が80℃~100℃で、サウナなどの高温の場所でも」[1]と書かれていますが一部の販売サイトでは「サウナなどで本製品を使用する場合は、入浴時間30分以内を目安としてご使用お願いします。」[2]との記載もあり
※2 「サウナ等での長時間のご使用はおやめください」と製品パッケージに注意書きあり
※3 ポリカーボネート:耐熱性が高く(一般に120度ほど),弾力性もあり衝撃に強いプラスチック
※4 TR-90:耐熱性が高く(一般に100度ほど),弾力性に優れたプラスチック

2013年から販売を続ける風呂用メガネ業界のパイオニア的存在である愛眼Forゆシリーズや藤田光学のアイ・ラブ・入浴は少し高めながらもさすがのスペックです。

楽天などをみるとコーリュウなどのもっと安価なものも販売されていますが,スペック的には劣るものもあるように見受けられます。

自分の好みや用途に応じて選ぶと良いですね。ちなみに,理由は後述しますがわたしはこの安価でどこのものともわからない(?)コーリュウの風呂用メガネを利用しています。

度数はどう選ぶ?

藤田光学のアイ・ラブ・入浴のページには次のように記載されています。

Q:度数はどのように選べば良いですか?

A:1.メガネ店に使用しているメガネをもっていってください。 現在使用しているメガネをメガネ屋さんに持って行って、度数を計測することができます。
2.コンタクトレンズの度数を利用する。 コンタクトレンズの箱などに表示されているPWR、SPHは度数になります。度数の前の符号が「-」は近視、「+」は遠視です。
3.眼科等で処方箋をもらってくる。

https://www.fujikon-hd.com/fujita-op/product/il-001/ [1]
※レイアウト調整筆者

ほかにも「現在使っているメガネを買ったお店に尋ねる」「保証書などの記載を確かめる(書かれていない場合もあり)」といった方法もあります。

以上のような確認が難しい場合は,正確な度数を調べることは困難です。

上記の方法がとれないかたは,推奨はできませんが以前に藤田光学のページに掲載されていた度数の目安(アーカイブページ)を参考にする方法もあるでしょう。

また,こちらもあくまで参考ですが,レンズの焦点距離について理解をすることで大体の度数について見当をつけることもできるでしょう。

わたしが使っている風呂用メガネ

わたしはコーリュウの風呂用メガネを以下の楽天市場のショップで買っています。


風呂用メガネとしては最低限の性能ですが何といっても値段が安い!わたしは風呂用メガネは消耗品と捉えています。

  • いちばん重要な機能であるくもり止めは,そのうち劣化する
  • お風呂でメガネを丁寧に扱うのは気持ちが休まらず嫌だ
  • 旅行カバンなどに雑に突っ込めるものがいい
  • ソープ類(酸性・アルカリ性)がかかってしまうことなどによるレンズ劣化は避けられない(酸・アルカリへの耐性をウリにしている商品は見当たりません。)

以上のような理由から,最低限の機能を備えた安価なものを購入して,壊れたり機能が劣化した際には買い替えながら使っていこうと思っています(現在2代目利用中)。

注意点でも述べたように,かけ心地は微妙です。ただし,普段のメガネが23-25gであるのに対し,こちらは18gと軽量のため,お風呂に入る時間くらいであればわたしは問題はありません。

コーリュウお風呂メガネ

旅先できれいな景色を眺めながら温泉につかれることや見えないことによる地味なストレスが解消されることは,風呂用メガネの2,3千円という価格以上の価値がある!と感じています。

この記事があなたの旅行やお風呂・サウナライフをより良いものにする手助けになれば幸いです!

紹介した風呂用メガネ

クチコミの確認や詳しい商品説明などは以下のサイトから!

■「Forゆ」シリーズ(愛眼)
愛眼オンラインショップ

■アイ・ラブ・入浴(藤田光学)
楽天 Yahoo!ショッピング Amazon

■お風呂メガネ(コーリュウ)
楽天 Yahoo!ショッピング Amazon

出典

[1]藤田光学株式会社, お風呂メガネ, https://www.fujikon-hd.com/fujita-op/product/il-001/ (2021.11.20閲覧)

[2]ビックカメラ, 【既製近視用】お風呂用メガネ アイ・ラブ・入浴(ブラウン/-4.00) IL-001 Brown, https://www.biccamera.com/bc/item/1917402/ (2021.11.20閲覧)

POSTED COMMENT

  1. あっき より:

    藤田光学から最新のサウナ・お風呂用メガネが発売されまてました。おしゃれなケースと曇り止め防止シートも付属でフレームデザインもスクエアとボスリントンとイイ感じでした↓

    https://plus.fujikon-hd.com/user_data/sauna_megane

    • akizou より:

      あっきさん
      コメント&情報ありがとうございます!
      デザインが選べるのは嬉しいですし,ケースも地味に助かりますね(濡れたメガネを普通のケースに入れる訳にはいかないので…)

      それにしても,やはり最近はサウナ推しなんですねー。
      フレームもポリカーボネートとなり,おそらく耐熱性能も少し上がっている?かもしれません

あっき へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA